厚生労働省によると、2017年度(平成29年)の国民医療費は43兆710億円で、一人当たり33万 9,900円となっています。前年比では9,329 億円、2.2%増加しています。
これに伴い、主に大企業の社員とその家族が加入する健康保険組合では、6割以上が赤字となっています。
健康保険組合の支出のうち、大きな比率を占めるものは給付費(加入者の医療費の7割負担分)と後期高齢者(75歳以上)負担金・前期退職者給付金(70〜74歳)です。
健常者は、本人や近親者の体調不良や重大な病気になってから、慌てて病院へ行くことが多く、その結果、多大な医療費が必要になったり、健康寿命を短くしてしまうことが少なくありません。
この状況を改善するためには、健康に関する基本的な教育(各種疾病の症状・原因・治療法・予防法)を継続することで、加入者自身が早期の発見・診断・治療を行うことが極めて重要です。
当社では、ヘルスリテラシーを高めることが、将来的に国民医療費削減に寄与すると考え、楽しく分かりやすく健康を学習できるコンテンツの開発に取り組んで参りました。
一例として、ウォーキングと健康クイズ育てた果物をご自宅にお届けする「健康チャレンジログ」は、健康保険組合・企業・共済組合様などに7年以上にわたりご利用いただいております。
「ヘルスアップ検定」では、健康チャレンジログでのノウハウやコンテンツを活用し、効果的なヘルスリテラシーの向上に寄与して参りたいと考えております。
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